陸上自衛隊航空学校(三重県伊勢市)が16日、飛行訓練中の多用途ヘリコプターUH―1Jから金属製の差し込み式ピン1個(長さ約5センチ、直径約5ミリ、重さ約20グラム)が落下した可能性が高いことを明らかにした。 飛行経路下の道路などを中心に捜しているが、ピンは見つかっていない。 発表によると、同日午前9時頃、隊員2人が同ヘリに乗り込み、同校がある明野駐屯地を離陸し、同県松阪市上空などを飛行して2時間後、駐屯地に戻って、午後の飛行に向け、機体を点検中に左側ドアのピンがないことに気づいたという。 同校では12日にも訓練中の戦闘ヘリから救難信号筒2本1セット(計約550グラム)を落下させたばかりだった。
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