自転車の女性に乗用車で接触し、重傷を負わせたまま立ち去ったなどとして、神奈川県警大和署が16日、同県大和市の古木勝治市議(75)=大和市つきみ野=を自動車運転過失傷害と道交法違反(事故不申告)の容疑で横浜地検に書類送検したことが明らかになった。 発表によると、古木市議は昨年12月20日午前8時半頃、同市下鶴間の市道で乗用車を運転中に、自転車で車道を走っていた同市下鶴間の女性薬剤師(31)に接触して転倒させ、そのまま立ち去ったもので、女性は足の指の骨を折る重傷を負った。 同署はひき逃げの疑いもあるとみて捜査した結果、接触したのは乗用車の左後部ドア付近であることや、古木市議が「自転車が転倒したとの認識がない」と話したことなどから、ひき逃げでの立件は見送ったとしている。
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