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Channel: 公務員の不祥事
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祭り写真に暴力団員、カレンダー回収/静岡

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 静岡県焼津市が12日、市民向けに5万5500部作った来年のカレンダーの写真に「暴力団員が写っていた」として廃棄することを明らかにした。 既に配布を始めており、回収を急ぐとともに、カレンダーは作り直すとしており、市民に届くのは来年1月にずれ込むことになる。 国などが進める暴力団排除の動きが背景にあるが、カレンダーの作製経費は計500万円になる。 市は例年、市民に無料で配布するカレンダーを作ってきたが、市によると、来年のカレンダーは各月に、市観光協会のコンテストで入賞した写真を使って作製し、自治会を通じ、1日から約5万世帯に配り始めていた。 しかし11日、市職員が「8月の神社の祭りの写真に、暴力団員が写り込んでいる」と指摘して発覚し、昨年8月に撮影された写真で、これを受け県警焼津署に問い合わせた結果、12日に確認できたという。 静岡県は8月、暴力団への利益供与などを禁じる暴力団排除条例を施行しており、祭りに個人で参加することは条例に抵触せず、写真の撮影も施行前だったが、写真の使用決定は施行後だったため、焼津市の清水泰市長は「不適切だ」として回収を決めた。

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