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Channel: 公務員の不祥事
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違法な逮捕手続き、使用罪の被告に無罪判決/福岡

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 福岡地裁小倉支部(大泉一夫裁判長)が5日、覚醒剤取締法違反(使用)の罪(求刑は懲役3年)に問われた北九州市小倉南区の無職男性被告(34)に対し、逮捕手続きが違法だったとして、無罪判決を言い渡したことが明らかになった。 起訴状によると、男性は昨年1月14日ごろ、同区内で若干量の覚醒剤を自分の体に注射し、使用したとされていた。 判決によると、男性は昨年1月19日早朝、同市小倉北区内でカッターナイフを隠し持っていたとして、福岡県警に軽犯罪法違反容疑で現行犯逮捕され、その後の尿検査で覚醒剤が検出され、覚醒剤取締法違反容疑で再逮捕された。 大泉裁判長は判決理由で「軽犯罪法違反での逮捕は別件逮捕で違法」と指摘し、「覚醒剤取締法違反は違法な逮捕に密接に関連し、鑑定の証拠能力は否定すべきであると判断した」と指摘した。

玄海町長、県職員の接待にも交際費53万円支出/佐賀

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 九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長の交際費問題で、町長が2006年8月からの在任中、経済産業省職員らとは別に、県職員との会食などの接待に、少なくとも17件53万4285円を支出していたことが明らかになった。 県は事実関係を調査するとしている。 町によると、岸本町長は就任から昨年10月までの5年2カ月間に町長交際費計約800万円を支出し、うち約53万円を県職員と町職員延べ154人の会食などに使っていた。 この中には、2009年8月の原子力関係交付金事業による避難道路に関する県首都圏営業本部長らとの打ち合わせの折に東京・銀座の飲食店で6人=4万円、2007年5月の同本部長との企業誘致懇談会の折に東京・銀座の飲食店で3人=8万8210円、などが含まれている。 岸本町長は「県職員との会食も人間関係づくりのための手段の1つ。町のため努力した結果だ」と強弁しつつも、「県議を11年間していた流れもあり、友達感覚の気楽な感じで食事を共にした」とも話して、交際費の使途について「一定の基準を考えなければという思いはある」と述べた。 町長交際費は毎年度当初予算に180万円を計上しており、使途や支出額は町長の裁量に委ねられている。 これまでに経産省職員ら延べ27人を接待し、同席した町職員分も含め少なくとも11件44万290円の交際費を支出していたことが判明している。 佐賀県職員課は「できるだけ早く事実関係を確認したい。その上で、県としてどのように対応すべきか検討したい」とのコメントを出した。

透析関連病院に医局秘書の給与肩代わりさせる/和歌山

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 関連病院からの不透明な資金提供が明らかになった和歌山県立医大(和歌山市)で、腎臓内科・血液浄化センター(医局)に所属する秘書や研究補助員の給与を、複数の透析関連病院に2011年末までの十数年以上にわたり、肩代わりさせていたことが明らかになった。 少なくとも3人に数千万円が支給されていたとみられ、実際には医局で勤務していたのに、病院の職員を装って健康保険や雇用保険にも加入させていたもので、医師派遣などを背景に、関連病院が医局に利益を供与する不明朗な関係が明らかになった。 関係者によると、元秘書の女性は1998年ごろから医局で勤務しており、経理などの事務を担当し、2010年に退職した。 元研究補助員の女性は1999年〜2011年末、医局で他の医局員を補助するほか、自らの研究もしていた。 2人とも医局が募集し、常勤していたが、元秘書の給与は和歌山県有田郡の病院が負担し、元研究補助員の給与は堺市の病院が支給していたもので、1人当たりの月給は20万円前後だったという。 一方、医局は有田郡の病院に非常勤で医師を派遣し、堺市の病院は、施設開設時に医局の協力を得たり、医局から常勤医師が就職して、前任の研究補助員の給与も負担し、この病院は盆暮れに、現金を前教授(64)に持参していたという。 前教授は取材に、病院による給与負担を認めた上で「おかしいと感じていたが、慣習を壊すわけにもいかなかった。辞めさせるわけにもいかず、研究生という形になってもらった」と話しており、有田郡の病院事務長は取材に「(元秘書は)うちの職員。透析専門の事務について医局に勉強させに行っていた」と釈明しているが、堺市の病院は取材に応じていない。

県の海区漁業調整委、会議欠席でも日当/福岡

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 福岡県が設置している行政委員会のうち、豊前、筑前、有明の3つの海区漁業調整委員会(各10人)で、会議を欠席した委員にも日当が支払われていることが新聞社の調べで明らかになった。 内水面漁場管理委員会(10人)では、公務がない月でも1日分の日当を払っており、こうした支出は昨年4〜9月で約183万円に上った。 県は「欠席した委員も会議の準備をしたとみなすため」と釈明しているが、他県にはない独自の運用で、突出した厚遇ぶりとの指摘が出ている。 3海区委と内水面委は元漁協幹部らが委員を務め、漁の操業の承認や禁漁期などを審議しており、情報公開請求の結果によると、昨年4〜9月、3海区委が月1回程度、内水面委が8月に1回会議を開いていた。 日当は2万7400円(会長職は3万5500円)で、3海区委では総額1562万2700円の報酬を30人の委員に支給した。 12人が会議を計17回欠席したが、すべて日当が支払われ、その総額は計46万5800円だったという。 内水面委でも、8月の会議に欠席した委員1人に日当を支給しており、さらに、公務がなかった月にも委員たちに1日分の日当を支払っていた。 これらの総額は136万6900円に上り、報酬総額(237万9500円)の約6割を占めている。 報酬の算出方法を定めた同県の規則「標準処理日数」は、「会議を招集した時」に1日分を加算すると規定しているが、3海区委の事務局は「出席しなくても、招集されれば準備のための活動をしたとみなす」と釈明している。

駅のホームで「興味本位で…」女性のスカート内盗撮

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 駅ホームで女性のスカート内を隠し撮りしたとして、警視庁小金井署が、東京都迷惑防止条例違反(盗撮)の現行犯で、経済産業省資源エネルギー庁新エネルギー対策課係長の男(34)を逮捕していたことが6日、同署への取材で明らかになった。 同署によると、男は「興味本位でやってしまった」などと容疑を認め、12月30日に釈放されたという。 逮捕容疑は、12月28日午前8時20分ごろ、小金井市本町のJR武蔵小金井駅のホームで、女性の後ろに立ち、カバンの上に置いたペン型の特殊な小型カメラで、女性のスカート内を盗撮したとしており、同署によると、男の行動を不審に思った駅員が110番通報し、駆けつけた署員が身柄を取り押さえたところ、カメラからはスカート内を盗撮した画像が見つかったという。 同省は、「事実関係を確認した上で、厳正に対処したい」とのコメントを出した。

透析関連病院に一律、年20万円の寄付要請/和歌山

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 和歌山県立医大(和歌山市)の腎臓内科・血液浄化センター(医局)を巡る問題で、同センターが透析関連病院に対し、毎年20万円の寄付を一律に要請していたことが明らかになった分 医大の内部資料によると、同センターは二十数カ所の医療機関から、年間で計約500万〜700万円を集金していたという。 情報公開請求に対し、医大が医局ごとの寄付金処理簿(2002〜2010年度)を開示したところによると、同センターは2010年度、医療機関27施設から計570万円の寄付を受けており、26施設が20万円、1施設が50万円を寄付していた。 複数の透析施設を持つ医療法人は施設ごとに寄付しており、医療機関以外では、製薬会社などが計1360万円を寄付し、2002〜2010年度は、医療機関から計4970万円を集めていた。 県北部の病院事務長は「かつては医局から金額の書かれた振込用紙と寄付金の要請文が来たが、今は『お願い』という形で来る」と証言しており、別の病院理事長は「医局との関係を作り、医師派遣を受けるために出すのが寄付金だ」と言い切っている。 寄付金は2005年度まで、医大内にある財団法人「和歌山県医学振興会」を通じて、各医局に配分される仕組みだったが、独立行政法人になった2006年度以降は医大の企画研究課が受付窓口になり、同課が管理して、医局の研究費などに使っていたという。

年金滞納の強制徴収ゼロ、背景に省庁間対立?

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 公的年金保険料の悪質滞納者に対する強制徴収を日本年金機構が国税庁に委任できる制度が、2010年1月に導入されたにもかかわらず、2年間で1件も実施されていないことが明らかになった。 同機構を所管する厚生労働省は「『国税』の名前を出せば納めるケースが多い」と釈明しているが、肝心の保険料納付率の低下に歯止めはかかっておらず、省庁間対立が背景にあるとの見方も出ており、税と保険料を一体徴収する「歳入庁」構想にも影響を与えることになりそうだ。 自営業者などの国民年金保険料の納付率は1997年度から急落し、2010年度には60%を割っており、2011年度も10月末で56・0%と低下傾向が続いている。 サラリーマンが加入する厚生年金の保険料の滞納事業所も、2010年度は約16万2400と過去最多を記録し、年金制度の維持が危ぶまれている。 政府が2010年に社会保険庁を解体して日本年金機構を発足させた際、悪質滞納者対策として強制徴収のノウハウを持つ国税庁の活用を決定した。 (1)保険料の滞納が2年以上 (2)国民年金は滞納者の所得額が1000万円以上、厚生年金は滞納額1億円以上 (3)財産を隠匿などの3点に要件に該当すれば、同機構が自らも実施可能な財産差し押さえなどの強制徴収を、厚生労働相を通じて国税庁に委任できるよう法改正し、厚労省は当初、要件に当てはまる滞納者は国民年金で数百人に上るとみていた。 しかし、同機構の職員が滞納者に「保険料を納めないと、国税当局に委任することになる」と告げると、その場で納付したり、分割納付を申し出たりするケースがあったとしており、同省年金局は「国税委任の制度があることで効果が出ていると考えられる」とのコメントを出した。 対して、国税側の見解は少し異なっており、ある関係者は、同機構が相談に来るケースはあるが、滞納者の財産を見落とすなどしており、国税当局が出るまでもなかったと明かしている。 さらに、同機構が「悪質滞納者」とした中には、税金はきちんと納めている者も確認されており、この関係者は「日本年金機構がなめられていると言ってもいい」と指摘している。 保険料の納付率アップの切り札として導入された制度は、その効果を全く発揮できていないことになる。

千葉の警察官、有馬温泉で調書盗まれる/千葉

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 6日午後1時40分ごろ、神戸市北区有馬町の有馬温泉にある入浴施設で、千葉県警浦安署の男性警部補(37)から捜査書類を盗まれたと、兵庫県警有馬署に届け出があったことが明らかになった。 施錠したロッカーがこじ開けられており、同署は窃盗事件として捜査しているが、偶然として処理するには、確立が低過ぎる。 有馬署によると、警部補は5日から、千葉県浦安市のホテルの室内で起きた放火未遂事件の捜査を名目に、部下らと神戸市を訪れており、参考人の供述調書・住民票・捜査報告書などが入ったかばんが盗まれたという。 警部補は6日午後1時ごろ、休憩中に部下と入浴施設に立ち寄り、入浴して、約10分後に出てきた際、盗まれていたことに気付いて、他の利用客2人のロッカーも被害に遭ったとしている。

下半身露出の県職員、宮城で逮捕「現場行ってない」と否認/岩手

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 女性の目の前で下半身を露出したとして、宮城県警仙台中央署が7日、公然猥褻容疑で、自称岩手県沿岸広域振興局主任の水野大二郎容疑者(39)=岩手県釜石市大平町=を逮捕したことを明らかにした。 同署によると、「現場に行っていないし、女性にも会っていない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は7日午前1時45分ごろ、仙台市青葉区のビル1階の通路で、ズボンを下げて30代の無職女性の前で下半身を露出したとしている。

警察官の乗用車、横断の女性をはね死亡させる/千葉

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 7日午前10時45分頃、千葉県旭市新町の市道交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた近くの無職、仲森さん(58)が乗用車にはねられ、搬送先の病院で間もなく死亡したことが明らかになった。 旭署は乗用車を運転していた千葉県警捜査2課の巡査部長、来栖勝義容疑者(46)=旭市ニ=を自動車運転過失傷害の容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。 発表によると、現場は信号機のある十字路で、仲森さん、乗用車ともに青信号だったが、乗用車が右折したところではねた。 来栖容疑者は休日で、娘を陸上の練習に送っていく途中に、同乗している娘に人を撥ねる場面を見せた。

下市町の副町長も入札妨害容疑で逮捕/奈良

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 奈良県下市町発注の公共工事の入札を巡り、非公表の最低制限価格を漏らしたとして、奈良県警が7日、同町副町長の中本康行容疑者(64)=下市町阿知賀=を競売入札妨害容疑で逮捕したことを明らかにした。 県警は認否を公表していないが、中本容疑者は逮捕前の取材に対し、「絶対やっていない」と関与を否定していたという。 逮捕容疑は昨年3月23日に実施した下市町交流センター(仮称)の建設工事の一般競争入札に絡み、同町建設産業課長の花井史弥容疑者(56)や落札した建設会社「浦西産業」=下市町=、「吉井組」=同=の役員ら計5人(競売入札妨害容疑で逮捕)と共謀して、入札直前の同月中旬、おおまかな最低制限価格を町役場などで業者側に教えたとされる。 入札には2つのJV(共同企業体)が参加したが、一方のJVの入札額が最低制限価格(税込み約2億円)を下回って失格したため、吉井・浦西JVが予定価格の98.6%(同2億2680万円)で落札した。

横須賀基地に停泊中の補給艦「ときわ」で火災

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 7日午後8時40分頃、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地に停泊中の補給艦「ときわ」(8150トン、水谷宗和艦長、定員140人)から出火し、同市消防局の消防車など16台が出動して消火にあたり、同日午後11時10分に鎮火したことが明らかになった。 怪我人の情報は入っていないが、海自横須賀地方総監部などによると、船底に近い機械室の発電機が出火元とみられ、船内のタンクに軽油を積んでいるため、外部からもホースで海水をかけて船体を冷やしたという。

10年で200億円「無駄な対策」BSE全頭検査を見直し

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 厚生労働省が、BSE(牛海綿状脳症)感染牛の全頭検査を見直す方針を固め、作業を急いでいることが明らかになったが、全頭検査は日本でBSEの感染牛が見つかった2001年秋から始まり、これまで10年も続いていることに批判が出ている。 欧米をはじめ世界的には「無駄な対策」として実施されておらず、効果への疑問が強い全頭検査を日本ではなぜ続けてきたのかについて、厚労省は国内で感染牛が確認された直後から、出荷前のすべての牛をチェックし、感染が確定した牛は市場に出さないよう検査態勢を整えたが、生後20カ月以下では感染した牛が見つからなかったため、2005年8月には、検査対象を「生後21カ月以上」と変更した。 しかし、その後も補助金を出したため、全頭検査は継続されてしまい、補助を打ち切った2008年7月末以降も、全国の都道府県が独自予算を出して、現在まで続けられている。 全頭検査の効果が大きければ問題はないが、効果に対する否定的な見方が強く、BSE感染は、牛や羊などの骨や内臓を砕いた飼料「肉骨粉」を牛が食べることが主因とされ、日本の感染牛もこれが原因だったため、「感染牛発見当初は、全頭検査も意味があった」としている。 しかしその後、肉骨粉を飼料として与えないことが徹底された結果として、10年もたてば、新たに肉骨粉で飼育された牛はほとんどいなくなっていて、また、異常プリオンがたまる牛の脳や脊髄などの危険部位を取り除く対策も進められてきた。 実際には牛が高齢になればなるほど脳に集まる傾向にあるといい、「若い牛の脳を検査しても、感染牛の一部が見つかるにすぎない」と、多くの専門家が見ている。 感染牛が大量確認された欧米で全頭検査が実施されていないのは、こうした科学的論拠によっているが、全頭検査が日本で10年も続いてきたのは、科学的論拠ではなく、政治的判断や感情論が大きな背景にあったといえる。 全頭検査に踏み切った当時の坂口力厚労相は「風評被害があり、(全頭検査をしなければ)国民の安心が得られない」と釈明しているが、そのための予算は、どこから出たのか?。 全頭検査では約200億円の税金が使われ、すべてが無駄だったとは言えないが、論拠が薄い以上、見直しは当然というのが厚労省の立場としている。

パトカーが無免許少年のバイクに衝突、3人が怪我/三重

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 8日午前0時20分頃、三重県伊勢市小俣町の県道交差点で、県警伊勢署の男性巡査(34)運転のパトカーが、同県の無職少年(16)のオートバイに出合い頭に衝突して、オートバイは転倒し、少年と後部座席に乗っていた土木作業員の少年(16)が首や足を打って軽傷を負い、巡査も顔に軽傷を負ったことが明らかになった。 伊勢署の発表によると、少年は無免許で、同署は怪我の治療後、道交法違反の容疑で事情を聞くとしているが、相手が無免許であればぶつけても良くなるという訳ではない。 巡査は「オートバイが飛び出してきて、避けきれなかった」と話しているという。

海自幹部候補生、ロールケーキ万引き/広島

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 広島県警呉署が8日、スーパーでロールケーキなどを万引きし、店内で食べたとして、窃盗容疑で海上自衛隊幹部候補生学校(広島県江田島市)所属の池上涼容疑者(23)を逮捕したことを明らかにした。 呉署によると、池上容疑者は8日午後0時50分ごろ、広島県呉市宝町の大型スーパーで、レジを通らずにロールケーキ、総菜など4点(販売価格計1642円)を、店内のフードコートに持ち込み、同店の保安員が気付いて警察に通報したが、池上容疑者は、総菜を食べていたところで、駆け付けた警察官に逮捕された。 容疑者は現金3万円弱を所持していたが、代金を払わなかった理由について「おなかが減っていたので、早く食べたかった」と、釈明しているという。 海上自衛隊呉地方総監部によると、池上容疑者は年末年始の休暇中だったという。

台湾2女性殺害手配男、任意同行中に自殺される/東京

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 東京都台東区のマンションで5日、日本語学校に通う台湾人留学生の林シエイさん(22)と朱立ショイさん(24)が殺害された事件で、殺人容疑で公開手配された台湾籍の張志揚容疑者(30)が9日、名古屋市内で発見され、警視庁の捜査員が任意同行中に、隠し持っていた刃物で首を刺して自殺されたことを、蔵前署捜査本部が同日夜、明らかにした。 捜査本部によると、9日午後6時20分ごろ、名古屋市中区のビル地下1階にいた張容疑者を捜査員が発見し、車で愛知県警中署に任意同行して、同署の正面玄関で車が止まろうとした同40分ごろ、張容疑者が隠し持っていたとみられる果物ナイフ(刃渡り約11センチ)でのどを刺して、病院に搬送されたが、午後8時ごろに死亡が確認されたもので、死因は失血死とみられる。 張容疑者は車内で「泥棒をやった。林さん、朱さんには申し訳ないことをした。果物ナイフでやった」と容疑を認める供述をしたといい、捜査本部は容疑者死亡で書類送検するとしている。 警視庁蔵前署捜査本部によると、張志揚容疑者を任意同行する際、捜査員がビル内で、コートやズボンのポケットを触るなどして任意で身体検査を実施したとしており、車中では捜査員4人が運転席と助手席、後部座席に座る張容疑者の両脇に座っていたという。 警視庁組織犯罪対策2課の藤永和也課長は「容疑者が自殺したことは遺憾。事実関係については詳細に調査したい」とのコメントを出したが、警視庁では被疑者の扱いを巡り、昨年12月31日に出頭してきた特別手配中のオウム真理教の元幹部、平田信(まこと)容疑者(46)を門前払いする不手際があったばかりだった。

児童買春容疑で小学校臨時教員を逮捕/東京

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 女子中学生に猥褻な行為をしたとして、神奈川県警港南署が10日、東京都世田谷区立太子堂小学校の臨時採用教員、赤木比呂章容疑者(27)=同区経堂4=を児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)容疑で逮捕したことを明らかにした。 逮捕容疑は昨年7月30日、横浜市西区のホテルで、中学2年の女子生徒(14)に現金3000円を渡して、猥褻な行為をしたとしているが、「会ったことがあるだけ」と否認している。 2人は出会い系サイトで知り合ったという。

任意同行の容疑者自殺、所持品検査の不徹底認める/東京

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 東京都台東区のマンションで台湾人の女子留学生2人が刺殺された事件で、殺人容疑で指名手配されていた台湾籍の張志揚容疑者(30)が警視庁捜査員による任意同行中に自殺したことを受け、警視庁が10日、再発防止に向けて、全捜査員に緊急通達することを決めたことを明らかにした。 同庁の住友一仁組織犯罪対策総務課長は「自殺されたのは極めて遺憾。本人の了解を取り、所持品検査を徹底的に実施するべきだった」などと、対応に問題があったことを認めた。 通達は同日中に出され、所持品検査徹底のほか、車で容疑者を同行させる際に、動向を徹底的に監視することや、身柄確保の前に注意事項を確認することが盛り込まれるという。

パトカーに衝突の車に逃走される/大阪

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 10日午前4時40分ごろ、大阪市東住吉区住道矢田の駐車場で、パトロール中の大阪府警東住吉署のパトカーが不審な軽乗用車を発見し、職務質問しようと近づいたところ、軽乗用車が急発進して、パトカーに衝突したうえ、逃走されたことが明らかになった。 乗車していた同署の男性巡査部長(46)ら警察官2人に怪我はなかったにも拘らず、逃げられたもので、同署が公務執行妨害容疑で捜査しているが、捕まえることが出来ていない。 同署によると、軽乗用車の色はシルバーで、なにわナンバーを装着しており、車内には男2人が乗っていたという。

容疑者取り調べで検事が提案、可視化中止/宮城

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 検察が試行を進めている取り調べの録音・録画(可視化)をめぐり、仙台地検が逮捕した容疑者の男に対する取り調べで、検察官が「話しづらいのではないか」と提案し、録画が取りやめられていたことが10日、弁護人への取材で明らかになった。 録音・録画が中止されたのは、仙台地検特別刑事部が昨年11月に有印公文書偽造などの容疑で逮捕した弁護士事務所職員の男の取り調べで、男は同月に起訴された。 男の弁護人によると、逮捕当初から調べの様子が録音・録画されていたが、取り調べの中で男性検事が「事務所のことなどを話しづらいのではないか」と中断を提案し、男性も希望して、起訴直前に再開するまで録音・録画が取りやめられたという。 弁護人はこの間、強引な取り調べはなかったとしているが、「本人が希望したとはいえ、中止が相次げば全面可視化の流れが骨抜きにされる恐れがある」と話しており、仙台地検は「個別事件の捜査に関することはコメントできない」とした。
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