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Channel: 公務員の不祥事
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出所者の犯罪歴、保険観察所の保護司が漏洩/京都

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 大阪保護観察所(大阪市中央区)の男性保護司が、担当する出所者の前科情報を第三者に漏らしたとしてトラブルになり、担当を交代していたことが、12日に明らかになった。 いったん決まった保護司を途中で交代させるのは異例で、同観察所は守秘義務違反には当たらない強弁する一方で、交代の理由については「出所者との間に信頼関係を築くのは困難と判断したため」と釈明している。 同観察所などによると、この保護司は京都刑務所を仮釈放されることが決まった男性(47)を担当しており、今年6月、仮釈放前に身元引受人である母親とその知人男性に面談した際、男性の過去の犯罪歴について話したという。 2人はこの犯罪歴を知らなかったため、男性が仮釈放後、保護司に抗議して、同観察所は保護司らから事情を聴いた上で男性の担当から外し、現在は保護観察官に担当させている。 保護司の守秘義務については、違反しても罰則はないものの、保護司法が「関係者の秘密を尊重し、その名誉保持に努めなければならない」と規定している。 同観察所は「ある程度の事情を身元引受人に説明することはあり、今回のケースも守秘義務違反には当たらないと考えている」と強弁しているが、被害男性は取材に対し、「せっかく更生しようとしているのに、何のための保護司なのか」と批判している。

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