生徒に猥褻、教諭を懲戒免職／広島

　教え子に猥褻な行為をしたとして、広島県教委が２月２２日、県西部の県立高校の男性教諭（４３）を懲戒免職にしたことを明らかにした。　県教委によると、教諭は２００９年７月２８日の勤務時間中、当時２年生だった女子生徒を島根県の三瓶山まで車で連れていき、車内で猥褻な行為をしたとされ、この他にも、同じ生徒に車や学校内でキスをするなどしていた。　生徒は一時期、学校を休みがちになり、２月８日、生徒が学校に相談して発覚した。　県教委によると、生徒は「成績に影響するかも知れない」として拒否できなかったとしており、教諭は「感情移入をしていたかもしれない。生徒を深く傷つけ大変申し訳なく思う」などと話しているという。　また、同校の男性校長（５９）を指導監督不足を理由に戒告処分とされた。