陸上自衛隊西部方面ヘリコプター隊（佐賀県吉野ケ里町）が２月２２日、ヘリを損壊させて搭乗員に重傷を負わせたとして同隊所属の男性３等陸佐（４４）を減給３０分の１（１カ月）の懲戒処分にしたことを明らかにした。 陸自高遊原分屯地によると、３佐は昨年６月２０日午後１時２５分ごろ、輸送用ヘリ「ＣＨ−４７ＪＡ」を操縦して分屯地から那覇飛行場に飛行中、鹿児島県出水市沖約３キロで機体を急降下させて八代海に不時着させたもので、その際、機体の底部が大破し、操縦士を含む隊員４人が胸や腰を圧迫骨折するなどの重軽傷を負った。 当時、八代海の上空は天候不良だったが、計器などで高度の確認を怠り、機体を急降下させたことが不時着の原因とされており、同機は自力で再飛行し、分屯地へ戻ったという。（編注：修理費も請求すべきだろ）
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