東京地裁が3月29日、担当訴訟の手続きミスを隠し虚偽の口頭弁論調書を作成したとして、東京簡裁民事部の男性書記官(34)を戒告の懲戒処分にしたことを明らかにした。 地裁によると、昨年7月に第1回口頭弁論が開かれた際、書記官のミスで被告が出廷しなかったが、裁判官が判決を言い渡した。 ミスに気付いた書記官は判決が記載された調書を破棄し、「期日を延期した」との虚偽の調書に差し替えたという。 原告側は8月に訴えを取り下げた。
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