糸島市議会は定例会最終日の3月25日、「根拠のない発言や事実と異なる発言を繰り返した」として、共産党の伊藤千代子議員(53)を1日間の出席停止とする懲罰を賛成20、反対2で可決し、伊藤議員は同日退場したことが明らかになった。 懲罰は地方自治法などに基づく措置で、問題となったのは今月14日の一般質問で、2008年7〜9月の市発注工事について、ある特定業者が1件しか落札していないのに8件連続で落札したように発言したことと、市長が特定業者に携帯電話で予定価格を漏らしたとする発言などの4件という。 16日に「議長の再三の注意に従わなかった」と懲罰動議が出され、懲罰特別委員会(谷口一成委員長、6委員)が審査していたもので、伊藤議員は「この懲罰は全く不当だ」とのコメントを出した。
↧