北沢俊美防衛相が３月２３日、細川律夫厚生労働相と厚労省で会談し、東日本大震災を受けた遺体搬送について、「地方自治体が本来やるべきところを捜索、遺体発見に携わっている自衛隊が結局しょっている。根本的な対応を考えてもらいたい」と述べ、仕事の選り好みをして改善を要請したことが明らかになった。 被災地での遺体搬送には自衛隊の隊員や車両が投入され、救援物資の輸送など、運輸業者に任せれば済む業務を奪えなくなっている。 厚労省は遺体搬送で自衛隊の協力を限定し、民間業者を活用するよう各県に通知し、担当者を派遣して指導を徹底すると、正当な方針を出している。
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