航空自衛隊芦屋基地(芦屋町)が14日、正当な理由なく終業時間30分前の帰宅を部下に指示したとして、50代の男性3等空佐を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にし、帰宅した50代の男性1等空尉は同15分の1(同)としたことを明らかにした。 処分理由などによると、3佐は2009年12月〜2010年2月の間に計3回、単身赴任中の1尉を帰省させるため、休暇取得の手続きを取らずに30分早く帰宅させたもので、3佐は「日ごろの残業実績があるので30分程度なら問題ないと思った」と話しており、不正な帰宅を指摘する投書で発覚した。 芦屋基地司令の吉松卓夫空将補は「教育指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努めたい」とのコメントを出した。
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