熊本県教委が14日、大学の推薦入試願書を出し忘れた熊本北高の教諭2人を減給10分の1(1カ月)とするなど2件の懲戒処分を発表し、2010年度の懲戒処分は前年度を上回る17件=26人になったことが明らかになった。 熊本北高の教諭2人は、推薦入試を受けられなかった男子生徒の担任(44)と進路指導担当の教諭(48)で、願書は生徒が担任に提出後、学校の金庫に保管されたままになっていたという。 また児童買春禁止法違反で罰金刑を受けた八代市立第一中の桑原卓也講師(26)を懲戒免職にしたことも明らかにした。 桑原講師は2010年9月と10月の2回、携帯電話のコミュニティーサイトで知り合った女子高校生に計4万円を渡して、熊本市のホテルで性行為をしたとして逮捕され、今年2月に熊本簡裁で罰金50万円の略式命令を受けた。
↧