7日午後2時20分ごろ、宇都宮市竹林町の栃木県河内庁舎で、3階の物置から煙が上がっているのを職員が発見し、119番通報して、火はすぐに消し止められ、怪我人はいなかったことが明らかになった。 同県河内庁舎は昨年12月に続いて今月2日にも火災が発生し、県が「2度にわたり失火させ、ご迷惑をかけて心から申し訳ない」と陳謝したばかりで、2度の火災は電気系統のトラブルが原因とみられ、県で防火点検などを行っていた。 宇都宮東署などによると、7日の出火元の物置は以前は休憩室として使われていたが、最近は物置として利用しているといい、同署で出火原因や被害状況などを調べている。 河内庁舎は鉄筋コンクリート5階建てで、昭和54年に建設され、現在は県宇都宮土木事務所や宇都宮県税事務所などが入居している。
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