滋賀県警組織犯罪対策課の男性警部(52)が昨年12月の歳末警戒中、酒気帯び運転の車に同乗していた問題で、県警が4日、道路交通法違反の容疑で、警部を書類送検し、懲戒免職処分にしたことを明らかにした。 また、所属先の課長は本部長注意処分としたという。 送検容疑は、昨年12月22日夜、近江八幡市で、酒気帯び運転で現行犯逮捕された知人女性(39)の車に同乗したもので、警部は「大変申し訳ない」と容疑を認めており、それまでに何度か同様の行為を行ったと供述しているという。 県警監察官室によると、2人は22日、近江八幡市内の居酒屋に女性の車で行き、午後7時半から3時間酒を飲んだ後、車で移動していて、懲戒免職処分の理由には、知人女性との不倫関係も含まれるという。 村瀬孝首席監察官は「誠に遺憾。再発防止に努める」とのコメントを出した。
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