甲斐市立学校の教職員による万引き事件について、同市教委が2月18日、市内での記者会見で、事件の概要を説明するとともに、三井譲・教育次長らが「保護者や生徒、関係者に心からお詫びする」と謝罪したことが明らかになった。 市教委によると、事件を起こしたのは市立中学の40代の男性教諭で、16日午後5時40分ごろ、勤務終了後に訪れた昭和町内のホームセンターで、CDの傷を修復するリペアキット1点(2000円相当)の包装を破って自分のかばんにしまい、そのまま外に出て、警備員に呼び止められたという。 その後、南甲府署員から事情聴取を受けて、市教委の調査に対し「出来心でやった。申し訳ない」と話しているといい、現在は自宅謹慎中となっている。 教諭はホームセンターで万引きをした際、別の文具については代金を払って購入しており、また、リペアキットを買えるだけの金は持っていたという。 市教委は既に県教委に報告している。 一方、南甲府署は容疑が固まり次第、教諭を書類送検するとしている。
↧