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Channel: 公務員の不祥事
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地裁が無罪判決で「正当な発砲」/奈良

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 逃走車の助手席への警察官の発砲をめぐり裁判員が下したのは「正当な職務」という判断で、奈良県大和郡山市の警察官発砲事件で奈良地裁が2月28日、殺人などの罪に問われた奈良県警の警察官2人に全面無罪を言い渡したことが明らかになった。 容疑者となった警察官は、萩原基文警部補(35)と東芳弘巡査部長(35)で、事件発生当時、逃走車の助手席に至近距離から2人が放った銃弾が男性=当時(28)=に命中し、致命傷となった。 車の窓ガラスには遮光フィルムが張られ、内部の様子はうかがえない状態で、指定弁護士は興奮状態の2人が男性の安全に注意を払わなかったと述べ、「取り逃すことがあっても撃つべきではなかった」とした。 弁護側が強調したのは「常軌を逸した逃走行為」で、逃走車の運転手は当時、覚醒剤を使用して、前後をふさぐパトカーや捜査車両に何度も車をぶつけた。 これに対し、萩原警部補は「(一般車の)市民に多数の死者が出るのではないか。拳銃を使うしかなかった」、東巡査部長は「自分は警察官。何とか市民を守らなければ」と述べていてるが、運転席を撃たず、助手席を撃った理由は説明しなかったのに、裁判官は、強引に無罪にしてしまった。

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