受託収賄など4つの罪で懲役2年、追徴金1100万円の実刑が確定して服役し、6日朝に仮釈放された新党大地代表の鈴木宗男元衆院議員(63)が同日、東京都内で記者会見して、「1年ぶりに自由な空気を吸うことができた。受刑生活は修養の日々と思って、この経験を社会に生かしていきたい」と述べたことが明らかになった。 また、今後について「私から政治を取ったら何も残らない。与えられた立場でしっかり役割を果たしたい」と述べ、政治活動を続ける意向を示した。 検察の捜査手法については、「シナリオ、ストーリーありきだ」と改めて批判し、裁判所に対しても「真相解明の役割を十分果たしているのか疑問だ」と述べた上で、「特捜部はない方がいい」と持論を語り、参考人も含めた取り調べの全面可視化が必要と訴えた。 再審請求をする可能性については、「最善を尽くす。真実を明らかにしたい」と前向きな姿勢を示している。
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