岡山県真庭市税務課主任の男性職員(37)が、9年近く無免許で公用車を運転していたことがわかり、井手紘一郎市長が6日、市議らに陳謝したことが明らかになった。 職員は過去に一度も運転免許を取得したことがなく、「忙しくて免許を取りに行けなかった。無免許がばれないかと怖かった」と話しているといい、市は近く処分するとしている。 市によると、職員は2日、同市内での県警の交通検問で道交法違反(無免許運転)容疑で逮捕され、釈放後の市の調べに対し、長年の無免許運転を打ち明けたもので、職員は民間企業から、2003年、旧久世町に採用された。 2005年の合併後も、税務課国土調査室で土地の境界調査を担当するなどし、公用車を運転し続けていたおり、今年度も少なくとも13回、運転していた。 職員は公務外でもマイカーに乗っており、「毎週のように警察につかまる夢を見た。後悔している」と反省しているという。
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