3日午前2時20分ごろ、三重県四日市市茂福の市道で、県警四日市北署のパトカーが追跡していた2人乗りの原付きバイクに接触し、バイクは転倒して、運転していた同市西阿倉川の無職少年(17)が肩甲骨骨折などの重傷を負い、後ろに乗っていた少年は、現場から逃走したことが明らかになった。 同署によると、パトカーは事故の直前に、同市大矢知町の県道で信号無視した数台のバイクを発見して、赤色灯をつけ、サイレンを鳴らしながら、うち1台を追跡した。 一度は見失ったが、すぐに発見し、約750メートル追跡して、直線道路で蛇行運転するバイクを追い抜こうとした際、パトカーの左前部をバイクの後輪に接触させたもので、意図的ではないと釈明しているらしい。 深田久司副署長は、「事故が起きたことは残念だ。詳しい原因を調査したい」とのコメントを出した。
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