第10管区海上保安本部の鹿児島航空基地(鹿児島県霧島市)に所属する男性職員が10管のヘリコプターの燃料を私有車に流用していたため、10管が業務上横領などにあたる可能性があるとして、鹿児島県警に相談していることが2日、明らかになった。 10管の調査によると、11月26日、出動が取りやめになったヘリを台車に載せて格納庫に戻す際、機体を軽くするため400リットルのジェット燃料を抜き、ドラム缶に移すことになったが、ドラム缶を空にしようとした際、約10リットル分をマイカーのディーゼル車に入れたという。
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