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Channel: 公務員の不祥事
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掌紋データベース誤登録、殺害事件関与浮上せず/東京

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 東京都板橋区の民家で1999年12月、元会社事務員・茅野さん(当時28歳)が殺害された事件で、現場に残された掌紋が、警察庁のデータベースに誤って登録されていたため、犯人を逃がしていたことが捜査関係者への取材で明らかになった。 強盗殺人罪などで起訴された土木作業員・内田清次被告(38)は事件後、窃盗事件で逮捕されたが、茅野さん殺害事件への関与が見過ごされ、今年2月には札幌市内で強盗傷害事件を起こしていたという。 警察庁などによると、茅野さん殺害事件では現場から犯人の掌紋の一部が採取されたが、警視庁は掌紋の部位を誤って証拠として保管してしまい、警察庁も気付かないまま、誤った状態でデータベースに入力していた。 その後、内田被告は窃盗事件で逮捕されたが、茅野さん殺害事件への関与は浮上せず、内田被告は今年2月に札幌市内で起きた強盗傷害事件で北海道警に逮捕され、茅野さん殺害事件の現場に残されていたDNA型と一致していることが判明して、7月になってやっと警視庁に強盗殺人容疑などで再逮捕された。

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