中日本高速道路の元社員(42)=懲戒免職=による脱税・詐欺事件を受け、金子剛一社長が24日の定例会見で、「事件の全容が解明された後、自分自身を含めた社内処分を実施する」と表明したことが明らかになった。 遅くとも年度内に処分したいという。 同社は調査委員会を発足させ、事件の全容解明を目指しており、金子社長は「まだ調査中だが、事件が起きるような温床、風土があったことは事実」と述べ、組織体制に問題があったことを認めた。 社内処分の対象については「全社員がなり得る。問題を洗いざらい出し、『新生中日本』として出発したい」とのコメントを出した。
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