勤務中に高齢女性から預かった約19万円を盗んだとして逮捕・起訴された福岡県警南署巡査の中村太輔被告(22)について、県警が10日までに、さらに現金約100万円を盗んだとして、窃盗などの容疑で追送検するとともに、同日、懲戒免職処分としたことを明らかにした。 監察官室によると、容疑を認め「消費者金融に借金があって重荷になっていた時に被害者宅で多額の現金を見つけ、ばれないと思った」と供述しており、盗んだ金は借金返済のほか、パチンコなどの遊興費に充てたという。 県警によると、中村被告は1月と9月、福岡市南区の民家を訪れて、女性(78)の現金計約100万円を盗んだとされる。
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