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Channel: 公務員の不祥事
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証拠改竄「前田元検事、他にも」国井検事が証言

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 大阪地検特捜部の証拠改竄・隠蔽事件で犯人隠避罪に問われた元特捜部長の大坪弘道被告(58)と元副部長の佐賀元明被告(50)の第6回公判が12日、大阪地裁=岩倉広修(ひろみち)裁判長=で開かれ、検察側証人の国井弘樹検事(36)が出廷したことが明らかになった。 国井検事は、郵便不正事件の証拠品のフロッピーディスク(FD)を改竄した前田恒彦元主任検事(44)=実刑確定=から2009年7月に改竄を知らされたとされる人物で、改竄前の正しいFDデータが記された捜査報告書についても「何らかのことをしているのではないかと思った」と述べ、前田元検事が他の証拠にも手を加えようとしていたとの認識を示した。 国井検事が改竄事件の捜査段階で「前田元検事が捜査報告書を公判部に引き継がないようにするため、シュレッダーで廃棄すると思った」と供述した点について、弁護側は「前田元検事が罪を犯す人物と思ったのか」と質問し、国井検事は「改竄までしたので」と肯定した。 国井検事はこれまでの検察側の主尋問で、2010年1月30日に前田元検事の改竄を佐賀被告に報告したと説明し、その後、大坪被告から「誰にも言うな」などと口止めされたと正直に証言している。

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