兵庫県警が11日、明石運転免許更新センター(明石市)で9月28日〜今月3日の更新時に、青色地の運転免許証を交付すべき違反歴のある計64人(47〜90歳)に対して、無事故無違反の運転者に交付する金色地のゴールド免許証を誤って交付していたことを明らかにした。 県警によると、金色地の台紙を入れたトレーに付いている突起2本のうち1本が折れており、免許証のデータを印字する機械が、突起が1本の青色地の台紙トレーと認識して、違反歴のある人のデータを金色地の台紙に誤って印刷したもので、職員はチェックを怠っていた。 県警は対象者に連絡して、正規の免許証との交換を進めているが、対象者のうち1人は「県警のミス。違反の経緯にも不満がある」として交換を拒んでいるという。
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