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Channel: 公務員の不祥事
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捜査車両2台盗難、組織犯罪対策課が使用/愛知

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 愛知県警の捜査用の覆面車両2台が8月以降、相次いで盗まれていたことが23日に明らかになった。 このうち1台は見つかっているが、窃盗事件に使われていたことが判明している。 2台とも暴力団などの捜査にあたる組織犯罪対策課の使用車両で、施錠はしてあったと釈明しており、県警は「捜査車両が盗まれたことは非常に遺憾だ」と謝罪するとともに、暴力団関係者が事件にかかわった可能性があるとみて窃盗事件として捜査している。 同課によると、盗まれた車両のうち1台は今月20日夜、県警が名古屋市熱田区で借りている民間駐車場に駐車中、被害に遭った。 車は21日未明、同市瑞穂区のガソリンスタンドで給油し、代金を払わずに逃走する窃盗事件に使われており、男2人が乗っていたことが防犯カメラの映像から分かっているが、逮捕できていない。 同日午前、同市南区内で乗り捨てられているのが見つかったが、指紋をふき取るなど車内に証拠が残らないよう工作した跡があったという。 先月の夜にも、同課の捜査員が業務のためにレンタカーを借り、愛知県安城市内の路上に止めていたところ、盗まれる失態が発生しており、この車は見つかっていないという。 2台とも車内に警察無線や捜査資料などは積んでいなかったとしている。 同課は指定暴力団山口組弘道会などの捜査や情報収集を担当しており、県暴力団排除条例(4月施行)に伴う暴排運動の中心になっている。 同課の榊原文人次長は「課の車を狙って盗んだ可能性は捨てきれない。全力で捜査している」と恥ずかしい話をしている。

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