岐阜県神戸町の林利雄町議(57)が飲酒運転して物損事故を起こし、県警大垣署には現場に呼んだ長男(33)に身代わり申告をさせていたことが20日、明らかになった。 同署は長男を犯人隠避容疑で、林町議を同教唆容疑で事情を聴いていて、林町議は虚偽申告を認めており、議員を辞職する意向を示しているという。 林町議によると、2日午後10時20分ごろ、神戸町田で道路脇の石碑に衝突したもので、約5時間前、缶酎ハイ1本を飲んでおり、長男を電話で呼び出したうえで、県警大垣署員に通報した。 長男に身代わりに事故を起こしたと申告させ、12日になって同署に出頭し、自分が事故を起こしたことを伝えたという。 林町議は新聞社の取材に、長男を身代わりに申告させたことについて「事故でクラクションが鳴ったままになり住人も集まってきたので気が動揺して頼んでしまった」と釈明している。
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