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Channel: 公務員の不祥事
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間違った標識で12人検挙「家に帰れない」と住民/埼玉

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 埼玉県警交通企画課が9日、坂戸市八幡2の市道交差点で、内容が間違っているうえに効力がない道路標識に基づき交通違反取り締まりを実施して、7〜8月の約1カ月間で12人を通行禁止違反で誤って検挙していたことを明らかにした。 同課によると、標識は直進と左折を禁止する内容で、直進してきた乗用車や原付きバイクの計12人を西入間署員が検挙したが、本当は直進可能だったという。 また標識は県公安委員会の意思決定がされておらず、規制や取り締まりの効力がないものだった。 同署は8月13日に標識を撤去し、県警は、既に違反点数の抹消手続きを終え、今後は振り込まれた10人分の反則金計6万4000円の還付の手続きを進めるとしている。 同課によると、検挙された市民から8月12日に「この交通規制では家に行けない。どうしたらよいか教えてほしい」と申し出があり、その後の調査で誤った道路標識であることが判明したとしている。 同課によると、1997年に交差点一帯の古くなった標識を更新した際、担当者が間違った標識を取り付けたのが原因とみられ、誤って検挙されたのは、さかのぼって調査できる2005年1月以降、今回の12人だった。 同課は「今後はこういった誤りがないように適正な交通規制に努めたい」としているが、具体的な手段は明らかにしていない。

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