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Channel: 公務員の不祥事
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初公判を前に「裁判を闘い抜き名誉回復したい」元特捜部長と副部長

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 大阪地検特捜部の押収資料改竄・犯人隠避事件で、犯人隠避罪に問われた元特捜部長、大坪弘道被告(58)と元副部長、佐賀元明被告(50)は12日の初公判を前に、それぞれ記者会見を開いて、両被告がともに無罪を主張しており、古巣の検察庁との対決に向けた心境を語ったことが明らかになった。 大坪被告は「私の信念と真実に基づき、正々堂々とこの裁判を闘い抜いて名誉を回復したい」と力を込め、120日に及んだ拘置所生活を「逆境」としながらも、「貴重な経験として、後ろを振り向かずに進んでいきたい」と前向きな姿勢を示した。 27年間勤務した検察庁へは「逮捕、起訴されて組織を離れざるを得なくなったのは、不本意で残念」と愛着を示し、「がんばって日本の秩序のために貢献してほしい」とエールを送った。 これに対し、佐賀被告は「裁判は証拠で決まるもの。有罪か無罪を語るのは不遜だ」とした上で、「検察が起訴したからと言って有罪とは思っていない。私は法廷で私の記憶するところを淡々と述べるだけだ」と述べた。 事件後、大阪地検特捜部による独自捜査の着手が減ったことは「捜査を躊躇し、その力が発揮できないということなら、申し訳なく思う」と述べた。

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