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Channel: 公務員の不祥事
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1時間雨量128ミリは計算ミス、実は14ミリ/鹿児島

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 鹿児島県が15日深夜、同県薩摩川内市での1時間雨量を128ミリと県のホームページなどで公表したが、実測値は14ミリだったことが明らかになった。 県砂防課によると、同市小倉町の雨量計では、15日午後11時までの1時間雨量の実測データが、落雷の影響とみられるトラブルで県庁のホストコンピューターに届かなかったという。 このため、周辺で観測された40〜66ミリの1時間雨量のデータなどをもとに、自動計算した結果、予測値は128ミリとなったと釈明している。 鹿児島地方気象台は、小倉町などのある同市南西部に雨量計を設置しておらず、この予測値や気象レーダーの情報などをもとに、同日午後11時21分、同市西部付近で1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったと判断し、「記録的短時間大雨情報」を発表していたもので、同市の職員が16日午前0時すぎ、現地に到着したところ、雨は降っておらず、河川の増水や家屋浸水の被害も確認できなかったため、確認を求められた県が同日夕までに雨量計で実測値を確認し、14ミリと判明したという。 県砂防課は「実測値と大きな差が出てしまったが、現時点でプログラムの見直しは考えていない」と居直っている。

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