受刑者の食事時間を短縮するため副食(おかず)を減らしたとして、滋賀刑務所(大津市)が12日、男性看守部長(31)を戒告の懲戒処分にしたことを明らかにした。 同刑務所によると、看守部長は50代の男性受刑者の食事時間が規定より長くかかることから、時間を短縮するためとして、今年3月下旬から4月中旬までの計7日間(20食分)、衛生係の受刑者に指示して男性受刑者の副食を指定量の3分2程度に減らしたという。 同刑務所の飛田栄司所長は「公務への信頼を著しく損ねたことについて、深くお詫びする。再発防止に努めたい」とのコメントを出した。
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