豊田市が３月２３日、こども園の２００８〜２０１０年度の給食費で、約１７２万円の超過徴収と約９８万円の徴収漏れがあったことを明らかにした。 ２００８年度に給食の無料世帯を拡大した際のデータがこども園で正確に処理されなかったことや、市保育課がチェックを怠っていたことが原因で、誤徴収の最高は約８万円だった。 超過徴収した世帯には返金し、徴収漏れ世帯には請求するとしている。 市によると、給食費は１食２１０円で１カ月ごとに食べた分を口座引き落としや現金で徴収しており、２００８年度に生活保護世帯に加えて所得税・市民税非課税世帯などが無料となり、市は所得階層のデータを各園に送り、無料、有料の処理を任せたが、園側の見落としなどで３年間で延べ５８園、延べ１２６人の園児分のミスが判明したという。
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