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Channel: 公務員の不祥事
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親への手紙、看守が拒否、国に8万円支払い命令/熊本

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 熊本刑務所の40代元男性受刑者が、両親に手紙を送るための書類をもらえなかったなどとして国に慰謝料約400万円を求めた訴訟の判決が15日、熊本地裁であり、工藤正裁判官が国に8万円の支払いを命じたことが明らかになった。 元受刑者が熊本刑務所に勝訴するのは3回目となった。 判決によると、元受刑者は2008年3月、両親に差し入れをお願いしようと手紙を出すための書類を要求したが看守に拒否され、刑務所側は「看守は面会する際に言えば良いと指導し了承を得た」と主張していたが、工藤裁判官は「受刑者は刑務所の処遇に不満を持っており、説得に了承したとは認められない」と判断した。 元受刑者は2007年3月に自身の殺人事件を題材とした小説が刑務所の所内誌に掲載され精神的苦痛を受けたとして国に勝訴し、2010年12月には新聞社に手紙を送ろうとしたのに許可されなかったとして同じく勝訴していた。 熊本刑務所は「今後の対応は判決を精査し、関係機関と協議した上で決定したい」としている。

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