滋賀県警察学校で教官を務める40代の男性警部が生徒約10人の頬を平手打ちしたなどとして、県警捜査1課が暴行容疑で警部から任意で事情を聴いていることが10日、明らかになった。 生徒に怪我はなかったという。 関係者によると、警部は昨年11月、大津市御陵町の同校食堂であった懇親会で、生徒約10人の頬を平手で叩くなどしたとされ、当時は校内行事の打ち上げで、教官と昨年10月に入校した生徒らが酒を飲んでいた。 警部は生徒らが先輩に酒をつがなかったことに立腹したという。 県警監察官室は「事実関係を確認し、処分を検討する」としており、同校の北村猛校長は「監察官室が調査している。事実であれば遺憾に思う」とのコメントを出した。
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