民主党の土肥隆一衆院議員が、日本政府は竹島(韓国名・独島)領有権主張をやめるべきだとする宣言に署名していた問題を受け、県議がメンバーの「竹島領土権確立島根県議会議員連盟」が10日、抗議声明を発表し、土肥議員を批判したことが明らかになった。 連盟には県議37人のうち民主党を含む35人が加わっている。 抗議文では「韓国による主権侵害を容認する行動で、極めて遺憾」と土肥議員を強く非難し、「国会議員として言語道断で許し難い」とした。 土肥議員に対しては署名の撤回、民主党に対しては「処分を含めたき然とした対応」を求めており、同連盟の細田重雄会長は「菅さんがどう判断されて、どう対処されるのか注目に値する」と話した。 民主党県連も同日、土肥氏に抗議し、党本部に対応を求めた。 また、溝口善兵衛知事は「土肥議員の言動は政府の見解と異にするもので、大変遺憾。きちっと説明されるべきだ」とのコメントを出した。
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