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Channel: 公務員の不祥事
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市長見解は防衛大綱を丸写し?市議会で指摘/神奈川

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 2日に開かれた横須賀市議会の代表質問で、吉田雄人市長が施政方針演説で表明した基地についての見解で、井坂新哉氏(共産党)から「見解は防衛大綱を丸写し?」との疑問が指摘された。 吉田市長は「防衛大綱は政府の決定であり、わたし自身正しいと考えている」と答え、大綱を基に見解をまとめたことを認めている。 2月17日の施政方針演説で、吉田市長は「非伝統的安全保障問題」「グローバルな安全保障課題」などの表現を使い、米国と同盟関係を結ぶことの重要性を強調したが、井坂氏はこれらの表現について「(昨年12月に閣議決定された)国の防衛大綱の文章と同じ」と指摘し、「本当に自分で考えたのか。ここから丸写ししたのではないか」と疑問を呈し、市長は「日本の防衛の基本方針として防衛大綱がつくられた。国会の場で議論して閣議決定されたものだ」と答えただけで、質問の内容に対する直接の回等は避けた。 井坂氏は「市長が基地に対する思いや悩みを話さないのは残念。次世代に伝えるため、もっとメッセージを出すべきだ」と感想を述べた。 一方、一柳洋氏(ニューウィング横須賀)は市長の基地問題に対する姿勢について、「政府との交渉人という立場を忘れ、儀礼ばかり考えている。市長になっていろいろな公式の場に出て、浮かれているのではないか」と批判し、市民のための要求をしたたかに行うよう求めたのに対し、市長は「国には基地を抱えていることの負担があることはしっかり申し、軽減策も求めている」と応じた。

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