岩見沢市の学校給食が原因となった集団食中毒で、発症した小中学生の家族6人が発熱や下痢の症状を訴え、市内の医療機関で治療を受けていることが2日、岩見沢保健所の調査で明らかになった。 治療先の医師は、二次感染の疑いもあるとみて注意を呼び掛けているという。 同保健所によると、集団食中毒で発症した小中学生の家族3人が岩見沢市立総合病院で先月28日から今月2日にかけて診察を受け、乳児と中学生の計2人が入院して、同病院が3人の便を検査したところ、サルモネラ菌が見つかったという。 また、市内の別の医療機関でも3人が同様の症状で治療を受けており、同保健所は集団食中毒との関連を調べている。 サルモネラ菌は人から人へは感染しないが、同じトイレや風呂場を家族同士が使うことで二次感染することもあるという。
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