和歌山県有田市が４月２８日、自身や友人が採集したカミキリムシなどの標本をネットオークションに出して収入を得たとして、地方公務員法（営利企業等の従事制限）違反で、市水道事務所の男性課長（５５）を同日付で戒告処分にしたことを明らかにした。 市によると、課長はカミキリムシの採集や標本作りが趣味で、オークションサイトができた平成２４年１０月から今年４月にかけて出品して、同様の趣味をもつ友人から「（カミキリムシを）処分したい」と持ちかけられ、２人で５４３件、計約１４０万円の収入を得ていた。 課長の収入はそのうち約５０件、約１０万円だったという。
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