個人情報を不正に取得したなどとして、三重県警が6日、津署地域課の男性巡査(28)を県個人情報保護条例違反の疑いで津地検に書類送検したことを明らかにした。 また、元交際相手の女性につきまとい、ストーカー規制法に基づく警告も受けていたことも判明し、県警は同日、減給10分の1(3か月)の懲戒処分とし、巡査は同日付で依願退職したという。 発表によると、巡査は昨年12月〜今年4月、元交際相手の愛知県内に住む20歳代の女性と交際中だった男性ら4人の犯罪歴などを、捜査名目で5回にわたって不正に照会し、女性の母親に「あの男は交通違反をしたことがある」などと伝えていた。 また、巡査は同月29日、JR名古屋駅構内で女性を尾行したとして、同県警中村署から5月に警告を受けていた。 巡査は「女性の母親に、交際相手を調べてほしいと頼まれた。応じれば復縁できると思った」などと釈明しているという。
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