横浜市で2009年、自転車の高校生を軽乗用車ではねて逃げたとして、道交法違反(ひき逃げ)に問われた男性会社員(46)に無罪を言い渡した横浜地裁判決(3月21日)について、横浜地検が30日、控訴しない方針を明らかにした。 男性は糖尿病に伴う低血糖症で、判決は「意識障害で責任能力はなかった」と判断したもので、堀嗣亜貴次席検事は「判決の判断を覆すことは困難であり、上級庁とも協議の上、控訴はしないこととした」とのコメントを出した。
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