赤信号を無視した男性に交通違反切符を切る際、黄色信号無視と嘘の記載をして交付したとして、群馬県警が3月28日、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で、地域部の男性巡査長(27)を書類送検し、減給1カ月の懲戒処分としたことが明らかになった。 県警監察官室によると、「書類作成の手間を省きたかった。大変なことをした」と容疑を認めているというが、未だに退職していない。 送検容疑では、巡査長は交通部に所属していた2月17日、桐生市の交差点で赤信号を無視した乗用車の男性に違反切符を切る際、男性から「黄色なら(違反を)認める」と言われ、黄色信号無視と記載して交付したという。 その後、男性が「黄色信号無視も認めない」と県警に連絡し、発覚した。
↧