警察手帳を偽造したとして、大阪府警住之江署巡査部長の松田久嗣容疑者（53）が有印公文書偽造容疑で逮捕された事件で、大阪地検が２月２９日、同容疑について処分保留とした上で、支給品の制服ズボンなど２点を転売したとして追送検された業務上横領罪で起訴したことを明らかにした。 他にも金属製記章を偽造し、販売した疑いがあり、府警は公記号偽造容疑でも追送検するとしている。 府警監察室によると、松田容疑者は約７年前から、支給されたネクタイや偽造した記章など数百点をインターネットオークションを通じて知り合った収集家に販売し、数百万円を得ていたといい、支給品の大半は使用期限が切れていたが、内規で転売が禁じられており、府警が懲戒処分を検討している。
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