奈良地検が２月２９日、勝手にＩＤやパスワードを使って地検の人事情報を閲覧したとして、４０歳代の男性検察事務官を戒告処分にしたことを明らかにした。 地検は不正アクセス禁止法違反容疑で調べたが、「外部への情報漏れはない」などと理由をこじつけて、同日付で不起訴（起訴猶予）にした。 発表によると、事務官は昨年１２月９、３０の両日、地検庁舎内で、使用権限のないＩＤやパスワードを用い、地検の専用サーバーに接続したもので、以前に、閲覧できる部署に所属していたことがあり、「興味本位でやった」と話しているという。 地検の徳久(とくひさ)正次席検事は「誠に遺憾。全職員に改めて綱紀粛正を指示した」とのコメントを出した。（編注：指示を出すだけで守るような奴らか？）
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