青森刑務所が24日、輪ゴムを手ではじいて受刑者の腕に当てるなどの嫌がらせをしたとして、処遇部の男性主任看守(44)を減給100分の20(2カ月)の懲戒処分としたことを明らかにした。 同刑務所総務部によると、「悪ふざけが高じた」などと話しているという。 同部によると、2010年6月〜2011年1月ごろ、工場に勤務していた30代の男性受刑者の腕に輪ゴムを数十回当てて、薬を服用するための水を流し台に捨てたり、居室の電灯やラジオのスイッチを勝手に切ったりもしていたといい、受刑者から手紙を受け取った親族が訴えて発覚した。 麓学・青森刑務所長は、「誠に遺憾。二度とこのような事案を起こすことがないよう努める」とのコメントを出した。
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