愛知県警が8日、女子高生に乱暴しようとしたとして、女子中学生に対する強制猥褻未遂罪などで起訴された県警豊橋署地域課の元巡査、森崎港平被告(22)=懲戒免職=を強姦未遂容疑で再逮捕したことを明らかにした。 森崎被告は、「猥褻目的だったが、強姦するつもりはなかった」と一部否認しているという。 容疑は2010年4月、名古屋市内の集合住宅にある女子高生の自宅に侵入して、暴行しようとしたもので、女子高生の口を押さえ「叫んだら殺すぞ」と脅迫し、抵抗されたため逃走したという。 これまでの県警の調べに「06年ごろから、名古屋市内で未成年者への猥褻行為を繰り返した」などと供述しており、市内の一部現場にあった遺留物のDNA型が森崎容疑者と一致している。 このほか、森崎容疑者が関与したとみられる事件は勤務地の豊橋市で2011年春ごろに3件あり、県警はこれまでに名古屋と豊橋市で計20件以上に関わったとみている。 森崎容疑者は昨年11月、名古屋市内で中学1年の女子生徒(13)を「騒いだら殺すぞ」などと脅して胸などを触ろうとしたほか、中学2年の女子生徒(14)の口を手でふさぐなどの暴行をしたとして12月に逮捕された。
↧