ハローワーク大津(大津市中央4)で昨年11月、生活費の支給を申請した基金訓練受講者2人の預金通帳のコピーや資産申告書などを紛失するミスがあったことを、滋賀労働局が2日、明らかにした。 書類は見つかっておらず、ハローワークは約10日遅れて生活費を支給したという。 失業者が対象の基金訓練では、職業訓練期間中、月額10万〜12万円の生活費が支給されるが、同局によると、2人は昨年11月に書類を提出し、12月下旬になっても振り込まれないため、問い合わせて発覚したもので、申請翌日に紛失したとみられている。 同局は「廃棄や外部流出は考えにくく、別の内部書類に紛れ込んだ可能性が高い。今後管理を徹底したい」としている。
↧