工事入札の価格を決める積算業務でミスが続発している長浜市が2月25日、チェック体制を強化する会議を設置するなどの対応策をまとめたことを明らかにした。 同市では今年になって積算ミスによる落札後の入札取り消しが3件、他にミスの事前発覚で10件の入札が中止されており、同市都市建設部によると、部内に「積算業務対策会議」を設置するほか、積算作業後、工事ごとに「県建設技術センター」(草津市)へ積算を委託して、各支所で行った積算を集約し、木之本支所に新設する「北部振興局」で再積算を行うことなどを決めたという。 市は一連の積算ミスで、都市建設部長ら関係部長・支所長ら4人を文書訓告、関係課長4人を厳重注意とした。
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