徳島県が6日、同県神山町立小学校の調理実習で、学校職員がニラと間違えてスイセンの葉を持ち込み、ギョーザの具にして食べた6年生の児童9人が集団食中毒を起こしたことを明らかにした。 全員が医療機関を受診し、快方に向かっているという。 県生活衛生課によると、同小学校の5日の調理実習で、スイセンの葉をひき肉などと混ぜてギョーザに加工し、6年生12人と担任教諭ら3人が食べたところ、食後10分〜1時間20分の間に男子6人と女子3人が吐き気や嘔吐などの症状を訴えたという。 スイセンは葉や球根などに毒があり、食べると嘔吐や下痢、発汗、頭痛などを発症することで知られているが、職員の自宅ではスイセンとニラを庭で一緒に栽培しており、スイセンをニラと思い込んでいたという。(編注:花の咲く季節が違うし、葉の厚さも違う)
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