京都府警東山署の交通課員のスピード違反が同僚署員にもみ消されたとされる問題で、違反したのは50代の男性巡査部長、取り締まったのは40代の男性巡査部長で、ともに府警の聴取に対し、違反した事実とそのもみ消しを認める供述をしていることが2月26日、府警への取材で明らかになった。 違反したのは秋の全国交通安全運動期間中だった昨年9月24日で、府警は運動期間中に警察官が違反をしたことの影響を考え、もみ消した可能性があるとみて、犯人隠避の疑いで捜査しているという。 府警によると、50代巡査部長がスピード違反をしたのは、同署からの帰宅途中だった東山区の国道1号で、複数の東山署員が交通違反の取り締まり中、巡査部長はいったん車を止められたが、切符は切られなかったという。
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