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Channel: 公務員の不祥事
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北電やらせ、当時の道課長が第三者委の調査結果受け入れ/北海道

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 北海道電力泊原発3号機のプルサーマル計画を巡るやらせ問題で、道の第三者検証委員会に関与を認定された当時の道原子力安全対策課長の村井悟・釧路総合振興局長が26日、道庁で記者会見を開き、調査結果を受け入れることを明らかにした。 会見で村井氏は、やらせを依頼する発言をしたとされたことについて「近いことを言ったかもしれないが、依頼する意図はなかった」と往生際悪く積極的な関与を否定したうえで、「(北電側にやらせ要請と)受け止められたことは反省しなければならない。道民に疑念を抱かせ大変申し訳ない」と陳謝するフリをした。 報告書は、2008年のプルサーマル計画を巡る道の意見募集に際し、村井氏が7月8日の北電との打ち合わせで、賛成意見を依頼したと認定した。 この打ち合わせを巡っては北電側出席者のメモで、村井氏が「北電社員も地元に住んでおり、地元住民だよね」「反対派の主張を打ち消す意見もほしい」と発言したと記されていた。 村井氏はメモの文言について「違和感がある」と改めて否定し、報告書が「メモの正確性は疑問」としたことなどについて、「自分の主張が盛り込まれている」と評価した。 また、プルサーマル計画に関して「推進、反対の立場ではなく、中立的な立場だった」と弁明しているが、賛成意見を促した背景として「道が核燃料サイクル交付金の期限を意識していた」との報告書の指摘には「全くなかったと言えばウソになるかもしれない」と否定しなかった。

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